2008年08月20日

C-0012 (株)資生堂 掛川工場「エコレンジャー」

"チームNo.C-0012 
チーム名:(株)資生堂 掛川工場「エコレンジャー」
団体名:(株)資生堂 掛川工場製造部 設備管理G  
チーム人数:900人  
活動タイトル:2008年度 環境活動(7テーマ)  
地域:掛川市  
活動場所:工場  
活動期間:通年  
活動内容:①緑のカーテン活動パートⅡ ②Myエコ度チェック→CO25ダイエット ③クールビズ運動 ④花いっぱい運動(コスモス・菜の花) ⑤廃棄物分別コンテスト ⑥ウォームビズ運動 ⑦エコ通勤の実施
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★取り組み内容・感想など
①・ 事務棟南側、東側の窓に緑のカーテンを設置・ 事務棟屋上に緑のカーテンを設置・ 第1工場南側及び第2工場棟の南及び東側壁面に遮光カーテン設置・ 家庭での緑のカーテン推進及びコンテストの実施
②・家庭で使用している7項目(電気・都市ガス・LPガス・水道・灯油・ガソリン・ゴミ)のデータを調査して、どれだけのCO2を排出しているのか認識してもらう。3ヵ月間7項目の使用量を削減するための活動を行っていただき、再度7項目のデータを調査して3ヵ月前のCO2排出量と比較してどれだけ削減できたかを調べる。削減量が多かった上位10名及びおもしろいアイデアでCO2の削減をされた方を表彰する。
③・「クールビズ運動」の案内を行い、冷房運転をする際は室内温度が27℃±1になるように空調機を設定して、室内温度及び設定温度を記録する。・環境保全部会のメンバー(各グループ代表)で場内72箇所の部屋のパトロールを行い、室内温度に問題がないか確認する。問題があった部屋に対して対策を実施する。
④・ 工場の景観向上及び周辺住んでいる方々の癒しを目的に、工場内空き地にコスモスの種を蒔き、コスモス畑にする。コスモスが満開になる10月頃に従業員及びその家族に参加していただき「コスモス祭り」を開催する。11月に次年度用にコスモスの種を収穫する。・ 12月には、4月の菜の花畑を目指し種まきを行う。
⑤・廃棄物の分別を確実に行うことを最終目的に、12、1月に廃棄物分別コンテスト実施する。廃棄物分別コンテストまでの準備期間には、工場内各所に分別不明BOXを設置し、分別が紛らわしいごみを回収し、正しい分別を案内する。その結果、確実な分別が行われるようになる。「廃棄物分別コンテスト」ではごみ箱の中をチェックして分別状況等で点数付けを行い、結果を掲示し、点数が高かったグループを表彰する。
⑥・「ウォームビズ運動」の案内を行い、暖房運転をする際は室内温度が20℃±1になるように空調機を設定して、室内温度及び設定温度を記録する。・環境保全部会のメンバー(各グループ代表)で場内72箇所の部屋のパトロールを行い、室内温度に問題がないか確認する。問題があった部屋に対して対策を実施する。
⑦・エコ通勤デーを設定して、その日にはエコ通勤してもらう。*エコ通勤とは:車通勤からバイク通勤、自転車通勤、徒歩(公共交通機関)に切り替えること。従業員同士の相乗り通勤も含む。・毎月のエコ通勤デーをポスターや社内報で案内する・各グループのエコ通勤の実績を毎月報告してもらい、環境保全部会で案内する。
⑧「エコリーダー」の育成環境保全部会メンバー(各グループ代表)に、環境意識を高めていただくためにエコ検定を受験してもらう。さらに、自グループでグループメンバーの意識向上に向けた取り組みをしていただく

①・事務棟南側は昨年に引き続き2回目、東面は今年初めて緑のカーテンを設置した。南側は緑のカーテンの密集度が昨年より増えたため、大きな電力量削減につながったが東面は密集度が低かったため大きな効果は得られなかった。・事務棟屋上の斜面にも緑のカーテンを設置したが、斜面のため上に伸びるニガウリ等で緑のカーテンができるか不安があったため、地面を這うタイプのスイカ等も育ててみた。結果はどちらかといえば地面を這うほうが良いが、効果を考えるとどちらもほとんど効果がないに等しかった。・生産エリアに近い第1工場南側及び第2工場棟の南及び東側壁面には、防虫の観点から緑のカーテンの設置ができないため、遮光カーテンの設置を行い大きな効果が得られた。・工場の緑のカーテン用に種を植えたニガウリが数多く芽を出したこと又、昨年の緑のカーテンの実施により収穫できたアサガオの種が多かったことから、工場の緑のカーテンを実施して余った分で家庭での緑のカーテンの実施を推奨し、希望の方に配布をした。その後、家庭での緑のカーテンのコンテストを実施し写真を募集した。緑のカーテンは温暖化防止にもなりますが、目や心にも優しく従業員の方には好評です。来年も取り組みたいと思います。さらに緑のカーテン設置エリアの拡大も推進していきたいです。
②Myエコ度チェック」の記録用紙に下記段階ごとに取り組んだ内容を記載して、活動終了後提出してもらいCO2削減量で順位付けを行い表彰した。合わせて、おもしろアイデアも募集して表彰をした。「第1段階」 5月~6月の間の約30日間で、7項目(電気・都市ガス・LPガス・水道・灯油・ガソリン・ゴミ)のデータを調査し、数値を記載しCO2量に換算する。「第2段階」 6月~9月の間の約3ヵ月で、エコライフ一覧(家庭でのCO2削減につながる取り組み)を参考にCO2を減少する活動を行い、実施した活動内容を記載する。エコライフ一覧にない工夫した取り組み、おもしろい取り組みも記載してもらう。「第3段階」 9月~10月の間の約30日間で、7項目のデータを調査し、数値を記載しCO2量に換算する。「第1段階」で求めたCO2排出量の合計から「第3段階」で求めたCO2排出量の合計をひいて、CO2削減量を求める。 応募総数 : 163名 
 おもしろアイデアの一例 : 
①ガソリンは半量しか入れない(満タンに入れると車体が重くなる) 
②野菜類のパック売りは買わない等*掛川市の施策「掛川市民環境愛そう」に10名参加
③・クールビズ期間(6月~9月)に冷房運転をする際は、空調機の温度設定と室温の記録をする。記録することで、室内温度が27℃±1にしようという意識付けになった。・クールビズ期間中である7/14に、環境保全部会メンバーで場内72箇所の部屋の温度を確認して、室内温度27℃±1が守られているかパトロールを行った。4箇所守られていない部屋があったため指摘を行った。昨年は、11箇所の部屋が指摘されたのと比較するとだいぶ指摘箇所が減少しているので、クールビズが定着してきている。・部屋の温度上昇を抑える対策として、電気製品は使用時のみ電源を入れること(省エネタップの導入)又PCはしばらく使用しないとモニターの電源がOFFになるようにPCの省エネ設定を行う等を実施した。
④【コスモス畑】花いっぱい運動に参加していただける方は、募集をし、希望者中心で活動を行った。7月16日 工場内北側空地の土地を耕し、8月5日に種まきを行った。順調に芽が出たが、雑草の成長のほうが早く、コスモスも成長はしたものの、雑草のほうが丈が高くコスモスが目立たない状態となった。コスモス畑には程遠い結果となったため、予定していた「コスモス祭り」は中止とした。来年は、今年の失敗を活かしコスモス畑を目指したい。【菜の花畑】 コスモス畑と同じ場所に4月の菜の花畑を目指し、1月10日に土地を耕し、1月14日に種まきを行った。今後は、追肥をしながら成長を見守る。
⑤コンテストまでの準備期間は、分別不明BOXを設置し、分別が紛らわしいものを入れてもらって、毎月分別不明BOの中のゴミを回収した。回収したごみは、間違いやすいゴミとして環境保全部会(各グループ代表出席)で案内し、各グループメンバー全員に案内してもらい分別の徹底を図った。又、環境掲示板に掲示することでいつでも見ることができるようにした。「廃棄物分別コンテスト」は、事務局メンバーで12月、1月に各1回ずつごみ箱設置場所全てを回り、チェック表で点数付けを行った。(1月は途中)12月に1回目のチェックを行った際に、指摘に挙げたものに関しては途中報告として12月の環境保全部会で案内した。 最終的に各ゴミ箱設置場所の部屋全ての点数表を環境掲示板に貼り、報告を行う予定。*段階を踏んで進めた取り組みだったため、徐々に改善されていく状況が分かり大きな効果が出ている。◆ゴム手袋の有価物化-廃物物として捨てていたゴム手袋を有価物化対応してくれるゴム手袋メーカーに変更(ゴム手袋の年間使用量6,288kg)◆ペットボトルのキャップを回収し寄付 約7万個(87人分のワクチン)
⑥・ウォームビズ期間(12月~3月)に暖房運転をする際は、空調機の温度設定と室温の記録をする。記録することで、室内温度が20℃±1にしようという意識付けになっている。・ウォームビズ期間中である1月19日に、環境保全部会メンバーで場内72箇所の部屋の温度を確認して、室内温度20℃±1が守られているかパトロールを行う予定。
⑦・エコ通勤デーを設定して、ポスター及び社内報で案内。(ポスターには実施日の案内だけでなくエコ通勤に関する情報も毎回記載) <エコ通勤デー実績>・エコ通勤アンケート(616名分回収)を行い、現状把握を行ない、今後のエコ通勤活動の進め方について検討した。公共交通機関が整備されていない地域のため、会社から2km圏内及び最寄の公共交通機関まで2km圏内の方を中心に実施の拡大を図っている。エコポイント制度を導入して、さらなる拡大を検討している。・今年度、掛川市では「ノーカー通勤」の取り組みを主に推進しているので、協力して活動している。ISO14001及びEA21認証取得連絡会(48社参加)において、「ノーカー通勤デー」の実施企業として事例を報告した。
⑧・4月より環境保全部会の中で、エコリーダー教育を実施。教育内容は、エコ検定の公式テキストの内容に沿って、エコピープルが講師として教育を行った。・グループごとに「省エネ」に焦点を絞り、毎月の設定テーマに沿ってに活動計画を立てて、その内容を環境保全部会で案内してもらい、次月は活動結果を報告していただいた。グループごとに活動計画を立てて実績を報告してもらうことで、他グループ実績が参考になり良い事例が波及した。又、部会メンバーが中心となり活動を実施したことで、部会メンバーの環境意識の向上にも繋がった。・エコ検定受験 12月21日 21名受験 結果は、2月6日に成績票が発送される予定
C-0012 (株)資生堂 掛川工場「エコレンジャー」
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