2009年02月13日

活動取材レポート

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http://sgwcs2008.eshizuoka.jp/e178863.html


★エントリーチームの活動を事務局が取材しました!

取材チームはこちら!
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★取材レポート No1

チームNo S-0004
チーム名:中川根南部小緑の少年団
活動タイトル:お茶がらで育てよう緑のカーテン大作戦
取材日:2008年8月4日月曜日
取材場所:川根本町 南部小学校
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★取材レポート No2

チームNo I-0060
チーム名:ヤマハ発動機株式会社
活動タイトル:ヤマハ環境チャレンジ2008~シンポジウムで考えよう
取材日:2008年7月26日(土)13:30~16:00
取材場所:アクトシティ浜松中ホール
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★取材レポート No3

チームNo I-0166
チーム名:清水エスパルス
活動タイトル:エスパルス・エコチャレンジ(エコマッチ③編)-エスパルス・エコチャレンジマッチ-
取材日:2008/07/20
取材場所:日本平スタジアム・清水マリンパーク
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★取材レポート No4
チームNo I-0158
チーム名:しずおか市消費者協会
活動タイトル:レジ袋有料化スタートフォーラム  
取材日:2008/09/02
取材場所:ホテルセンチュリー クリスタルルームA,B  
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★取材レポート No5【準備中】
チームNo I-0056
チーム名:ソーラーバイクレース大会実行委員会
活動タイトル:CO2ゼロ。ソーラーバイクでおでかけ 
取材日:2008/9/14
取材場所:浜松オートレース場
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★取材レポート No6【準備中】
チームNo I-0086
チーム名:スズキ「みんなで止めよう温暖化」
活動タイトル:「1人、1日、1kgCO2削減」チャレンジ宣言 
取材日:2008/09/27
取材場所:スズキ高塚工場
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★取材レポート No7

チームNoC-0154
チーム名:ローソン
活動タイトル:ケータイ運動 
取材日:2008年10月10日(月)
取材場所:静岡県内のローソン店舗 
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★取材レポート No8
チームNo T-0005
チーム名:磐田市まち美化パートナー
活動タイトル:ゴミのないきれいな町磐田
取材日:2008/12/6
取材場所:ヤマハスタジアム
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Posted by SGWCS at 20:38活動取材

2008年12月08日

取材レポートNo8 ゴミのないきれいな町磐田/エコバッグ配布

取材レポート No8
チームNo T-0005
チーム名:磐田市まち美化パートナー
活動タイトル:ゴミのないきれいな町磐田/ジュビロ磐田エコバッグの配布
取材日:2008年12月6日
取材場所:ヤマハスタジアム

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磐田市がジュビロ磐田の最終戦でエコバッグを配布する、とのことで取材に行って来ました。
単にエコバッグを配布するだけではなく、温暖化防止センターがイベントなどでおこなっている「ちょいエコ宣言」と交換と言う形での配布になりました。この「ちょいエコ宣言」とはハガキ大の用紙に温暖化防止の取組みが記載されており、各自ができる事をチェックし、エコ宣言文を書くようになっています。イベントなどでは市民啓発に、大きな赤い地球のボードに青い「ちょいエコ宣言」を貼って地球を冷まそう、と呼びかけています。


【ちょいエコ宣言の書き方】

磐田市では平成19年度より地域の自主的な清掃活動を広めることを目的として「磐田市まち美化パートナー制度」を開始。市と市民が一体となって道路や河川の清掃活動などを行っていているもので、会員数は16,504名(10月末現在)で県下一とのこと。
また今年(H20)5月には、(株)ヤマハFCと磐田市が「まち美化パートナー契約」を締結。8月の「ホームタウン・クリーンナップ・ウォーキング」ではジュビロ磐田の28選手を含む市民約600人が参加し、清掃活動を行ったそうです。
エコバッグ配布の当日も、ゴミを拾いながらスタジアムへ向かうという企画も同時並行で行われていました。



今回のエコバッグは、ジュビロ磐田の活動に賛同していただきました企業・団体など15社(団体)が協働して作製したもので、配布も「ジュビロ磐田 エコバッグ普及促進活動」ということで、ジュビロ磐田サポーター、㈱ヤマハFC社員、地域住民、まち美化パートナー会員及び市役所職員などが協働でおこないました。



配布当日は、最終戦ということもあり配布予定時刻の11時前から行列ができ、約500人のサポーターや市民の皆さんが並ばれました。



並ばれた方々には待っている間に「エコ宣言」用紙を配布し、エコ宣言文も記入していただきましたが、皆さん、環境のことを考えているなぁ、と感じました。

 

エコバッグは配布開始1時間30分後には、3,000枚の配布を終了。
ジュビロ磐田が地域の中で多くの皆さんに愛されていることを痛感しました。
磐田の地で、エコに取り組むジュビロとサポーター。
いつの日か、エコダービーマッチを実現してほしいものです。


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この日の大宮アルディージャ戦では負けてしまい、J2降格の危機に陥ったジュビロ磐田でしたが、入れ替え戦で踏み留まってくれました。
いつの日か静岡ダービーがエコダービーと呼ばれ、Jリーグチームのエコ取組みの先駆けになればと思います。

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エスパルス・エコチャレンジ-取材記はこちら

(取材:ケンゾウ)  


Posted by SGWCS at 12:00活動取材

2008年10月11日

取材レポート No7 ローソン ケータイ運動 

取材レポート No7
チームNo C-0154
チーム名:ローソン
活動タイトル:ケータイ運動 
取材日:2008年10月10日月曜日
取材場所:静岡県内のローソン店舗  

<ローソン「ケータイ運動」>

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10月10日、ローソンが静岡県内151店舗で合計30,000枚のエコバッグを配布すると言うことで、その様子を取材に行ってきました。
この9月22日にローソンは静岡県と「包括的連携協定」を締結。簡単に言えば『静岡県からの各種情報を店頭でも入手できるよう、チラシなどを置く』という約束をしまし
た。
またローソンでは2007年3月からレジ袋削減・割り箸削減の「ケータイ運動」に取り組んでおり、今回配布のマイバッグも静岡県のマスコットキャラクター『フジッピー』がデザインされた、オリジナルのマイバッグです。

当日はお客様の邪魔にならないように、店舗入り口にてお客様に声をかけたりしながら、レジでのマイバッグ受け取り状況をみまもりました。
また買物をして出てきたお客様にインタビュー&ちょいエコ宣言をお願いしたら、意外なほどに記入をしてくださる方が多く、うれしい驚きでした。

ラジオで聞いてもらいに寄ったドライバーさん、マイバッグの配布と勘違いして私たちに声をかけてきたお兄さん、信号ではアイドリングストップしているんだよと言うおじさんなど、
皆さん環境問題に意識を持ってできることから始めてるんだと、勇気付けられました。

2時間ほどの間に60人以上の方からちょいエコ宣言をいただくこともできました。
今回配布されたマイバッグが、温暖化防止の意識の広がりや活動に役立ってくれることを願っています。

※静岡県内ではいくつかの市がレジ袋有料化を推進し、10月1日からは静岡市をはじめ9市が実施しています。


ローソンでは2007年3月からレジ袋削減・割り箸削減の「ケータイ運動」に取り組んでいる。写真下は取材協力店


今回配布された静岡県のイメージキャラクター『ふじっピー』がデザインされたオリジナルマイバッグ


水筒やペットボトルが収納できるように工夫されています。使ってみると意外と便利!


いただいたマイバッグをさっそく使用するお客さん


店舗内の啓発ポスターと静岡県からの配布物


ご記入いただいた「ちょいエコ宣言」のメッセージ

(取材:スズケン) ※私も1枚いただいて(もちろんお店で買物しましたよ)帰りました。(~_~;) 》  


Posted by SGWCS at 12:00活動取材

2008年09月28日

★取材レポート No6 スズキ「みんなで止めよう温暖化」

ただ今準備中です
しばらくお待ち下さい
  


Posted by SGWCS at 12:00活動取材

2008年09月15日

取材レポート No5 ソーラーバイクレース

ただ今準備中です
しばらくお待ち下さい
  


Posted by SGWCS at 13:49活動取材

2008年09月03日

取材レポート No4 レジ袋有料化スタートフォーラム  

取材レポート No4
チームNo I-0158 
チーム名:しずおか市消費者協会
活動タイトル:レジ袋有料化スタートフォーラム  
取材日:2008/09/02
取材場所:ホテルセンチュリー クリスタルルームA&B

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静岡市がレジ袋有料化の三者協定を結ぶにあたり、しずおか市消費者協会が『レジ袋有料化スタートフォーラム』を開催するということで、取材に伺いました。
フォーラムでは3つの講演と「しずおか市消費者協会」のレジ袋有料化推進の歩みの報告がありました。

 

講演はまず環境省関東環境事務所の坂口様より「環境省による4R推進施策の最新情報」の後、事業者の立場から「しずてつストア」の「レジ袋有料化に伴う取り組み事例」の報告、そして全県一斉に有料化した富山県の事例報告が行われました。

   

「しずてつストア」の事例では店舗・駐車場などにソーラーパネルや風力発電を設置し環境配慮型の店舗展開を行うだけでなく、レジ袋有料化にあわせ、社内でも社員が一丸となっていろいろな活動に取り組んでいる様子が紹介されました。
単にレジ袋有料化に伴うレジ作業の改善だけではなく、レンタルバスケットや、使いやすいマイバッグの開発、不要になったレジ袋をリサイクルするなどのお客へ向けた取組みから、社員もマイバッグ・マイ箸を使用したり、トイレットペーパーを無駄に使わないような工夫までしており、その取り組みの広さに大変驚かされました。
また富山県の事例では、レジ袋有料化先進地ならではの事例発表に一同うなずいたり感心したりしながら聞き入っていました。

その後のティーパーティをかねながら、しずおか市消費者協会のマイバッグ持参運動についての歴史をうかがいました。



平成10年から行ってきた運動が、10年たってやっと結実。さぞかし感慨深いものがあったと思います。

 
全国のマイバッグ啓発ポスター(左)としずおか市消費者協会作成の啓発ポスター(右)


富山県の事例発表の中に
 Step1 知ること、
 Step2 それを知人に語ること、
 Step3 日常の行動を持続型に変える、
 Step4 積極行動で貢献する
 ※ Step1でとどまると、社会は変らない
と言うメッセージがありました。
しずおか市消費者協会の皆さんはこのメッセージを10年前に感じて、継続して活動してきたのだと思います。



静岡県内では10月1日から静岡市をはじめ9市がレジ袋有料化を行います。
さぁ、今度は私たちの番、皆さんお買物にはマイバッグを持って出かけましょう。



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このフォーラムの後、隣室にて静岡市と事業所及び、静岡市暮らしの中の4つの運動推進協議会(4R推進委員会)による3者協定が締結されました。
  


Posted by SGWCS at 12:00活動取材

2008年08月11日

取材レポート No3 エスパルス・エコチャレンジマッチ

取材レポート No3
チームNo I-0166 
チーム名:清水エスパルス
活動タイトル:エスパルス・エコチャレンジ(エコマッチ③編)-エスパルス・エコチャレンジマッチ-
取材日:2008/07/20
取材場所:日本平スタジアム

<エスパルス>
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カーボンオフセット・クラブ化宣言(Jリーグ初)をしているエスパルスのエコチャレンジマッチを取材に行ってきました。


当日は入り口でエスパルスオリジナル『エコブック』の配布や『エコお買い物袋』(生分解材使用)の導入、シャトルバス利用キャンペーンを行っていました。
エコブックはサポーターに地球温暖化問題及びエコチャレンジについて理解してもらうために制作したものだそうだ。
シャトルバス利用キャンペーンではシャトルバス利用者・先着3,000名に花の種をプレゼント。サポーターの皆さんに花を植えていただき、美しい町をつくろうとのことでしょう。
また選手会主催エコチャリティを実施。くじ付きチャリティチケットを販売し、当選者には選手が着用したサイン入りエコTシャツをプレゼント。利益は温暖化防止活動のために寄付とのことでした。
また、選手のエコ宣言が掲載されていたり、オーロラビジョンで宣言している映像が流されたりしていました。

   

この日のエコマッチ以外にもウインドウパワーエコマッチ(静岡市内の風力発電「風電君」から生まれたグリーン電力4000kWhを使用)や、温暖化防止センターとのジョイント企画「ちょいエコ宣言・エコゲーム」なども実施しているエスパルス。
エスパルスJrユースU-14のブラジル遠征では現地で水力発電見学など、エコ活動にも取り組んだそうです。



これらの試合における特別な催しのほかにも、4月11日を『ECO10 (いいこと)しよう』と題して小学生を対象にエコ宣言の募集を行ったり、5月11日には母親対象に『エコママ宣言』を募集したりと、サポーターに向けてもエコの取り組みや啓蒙活動をおこなっています。

またスタジアムには普段から紙コップを回収しリサイクルするための「紙コップ専用リサイクル回収ボックス」が設置されており、普段の行動からサポーターの環境意識が高くなるような配慮がされていました。

 

子供から大人まで楽しめるサッカー。
地元に根ざしたJリーグのチームとして、単にサッカー技術の向上だけでなく、サッカーを楽しむことも次の世代・そのまた次の世代へと繋げられるよう配慮していることを感じたエコマッチでした。
エスパルスを通してより多くの方が「STOP温暖化アクションキャンペーン」を知り、取り組みまたエントリーしてくださることを願います。

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取材レポートNo8 ゴミのないきれいな町磐田/ジュビロ磐田エコバッグ配布-取材記はこちら

(取材:ケンゾウ)  


Posted by SGWCS at 12:00活動取材

2008年08月10日

取材レポートNo2 ヤマハ環境チャレンジ2008

取材レポート No2
チームNo.I-0060
チーム名:ヤマハ発動機株式会社
活動タイトル:ヤマハ環境チャレンジ2008~シンポジウムで考えよう
取材日:2008年7月26日(土)13:30~16:00
取材場所:アクトシティ浜松中ホール(浜松市中区板屋町111-1)

HP:http://www.yamaha-motor.co.jp/news/2008/06/27/symposium.html
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◆基調講演:「富士山から日本を考える」アルピニスト 野口健氏

◆パネルディスカッション:「日ごろどのように環境問題に向き合っていけばいいのか?」
パネリスト:アルピニスト 野口 健氏 
ミュージシャン 白井 貴子氏
      ヤマハ発動機(株)代表取締役社長 梶川 隆氏
コーディネータ:日経エコロジー編集長 神保 重紀氏

◆環境団体紹介ブース:ロビーにて
・NPO法人サンクチュアリ エヌピーオー
・NPO法人マリンプロジェクト
・ヤマハ発動機グループ





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ヤマハ発動機『環境シンポジウム2008』に出席しました。
当日会場は2階席までほぼ満席。定員900名との事だったので、皆さんの関心の高さが伺えます。
開演15分前に会場ホールの大画面に野口健氏のエベレストや富士山でのごみ拾い活動などのビデオが上映されました。
また野口氏からは、ごみの現状、厳しい環境下での清掃登山のや活動を始めるようになったきっかけ等、興味深いお話をうかがいました。



◆「アルピニスト」って?
北海道の飲み屋さんでサインを頼まれたときの話。サインを頼んだ人が「アルピニスト」の意味を「ごみを拾う人」とだと勘違いしていたという。野口氏は25歳で「七大陸最高峰世界最年少登頂記録」を樹立したすごい登山家です。

◆エベレスト登山
エベレストは年間約1,000人の登山者がいるが約300人が亡くなっている。そういう状況下、標高が7000~8000mになると、感覚としてごみなんかどうでもよくなってしまうと言う。
登頂には酸素ボンベ1本が5kgあるものを3本背負って行く。昔、名前を書いて置いていってしまったことがあるそうで、自分からそういう事実をしゃべっていくと、気が楽になったそうだ。

◆エベレストのゴミ
エベレストは美しい場所と思っていたら、いたる所にごみが。特に日本のごみが多いのだとか。
「日本は、経済は一流だが文化は三流だ。」ある時外国人から言われた言葉。彼が1980年代の富士山で見たのはごみの山だったそうだ。「世界でもっとも汚い山は富士山だ」と言われたという。

◆清掃登山のきっかけ
3回目の登頂後、記者から「次は厳冬期のエベレストに行かれては?」と聞かれ、その時に「清掃登山隊を作って…」と言ってしまったのが今の活動のきっかけなのだという。「おまえら日本人は…」と言われた言葉が心の中あり、悔しいという思いから清掃登山を始めたそうだ。

◆エベレストの清掃登山
エベレスト清掃登山では、第3キャンプをする8300mのところに放置された酸素ボンベ等を回収するが、決して楽ではない。シェルパが毎年一人、3年で3人も亡くなった。自分も下血がひどく低酸素で脳障害をおこした。エベレストではごみ拾い活動をすると人が死ぬ。それほどの思いをしながら清掃登山を続けているという。

◆ネパールの人たちに変化が
ネパールは町中がごみだらけということもあり、シェルパ族の代表は清掃登山を始めた当初、ゴミを拾う意味がわからなかった。この清掃登山から帰ってきたあと、村の中でごみ拾いや、ごみを収集する場所を決め出した。ネパールのシンボルであるエベレストをきれいにしていこう!これをきっかけにネパールを変えたい、という思いが若い世代を中心に広がっているそうだ。



◆富士山の清掃活動
富士山周辺は不法投棄の嵐。世界で最も汚い。富士山もごみ拾い活動をやらなければ。しかし清掃活動を始めても人が集まらない。もっと広く集めるには…と言うことでとバラエティ番組に出演。すると参加者が徐々に増えてきた、という。今年9年目。昨年は約6400人も集まった。ある時参加者から「ごみが無いじゃないか!」というクレームがおこったという。
その後双眼鏡で休憩中の登山客を見ていたら、みんなポケットから袋を取り出してゴミを拾っていた。ごみを捨てられない雰囲気になっていた。

◆現場へ
とにかく現場へ!ということで小池環境大臣(当時)と話をした。小池大臣は現場に来て、実際にゴミを拾ってくれた。拾っていて本気で怒りがこみ上げていた様子がうかがえた。「環境省が動き始めた」と感じたという。

◆講演を拝聴して
ネパールでも日本でも地道な活動が多くの人たちを巻き込んで行われ、やがて考え方や雰囲気が変っていく。テレビのバラエティ番組で見る野口氏はちょっと変ったアルピニストだが、本当はとても自然が好きで、人が好きなんだ、と伝わってきた。
「地域の環境」も「地球の環境」も、きっと私たち一人ひとりの地道な活動と、それがやがてひとつに集まることで、大きな力、うねりになるのだろうな、と感じた講演でした。



取材:タカヒサ  


Posted by SGWCS at 12:00活動取材

2008年08月05日

取材レポートNo1 お茶がらで育てよう緑のカーテン大作戦

取材レポート No1
チームNo S-0004
チーム名:中川根南部小緑の少年団
活動タイトル:お茶がらで育てよう緑のカーテン大作戦
取材日:2008年8月4日月曜日
取材場所:川根本町 南部小学校
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-今日は「お茶がらで緑のカーテンを育てよう大作戦」を行っている南部小学校の山下教頭先生にお話を伺いました。緑のカーテン作りはどのようないきさつで始まったのですか?

南部小では環境学習への取り組みとして、『地域に誇りと愛着をもつ子の育成』をテーマに環境学習への取り組みとしてこの「緑のカーテンを育てよう大作戦」を行っています。
生徒たちが自宅からお茶がらを持ちよって肥料にしたりと、全学年が一体となって緑のカーテン作りに取り組んでいます。
また、ほかにも「どんぐりの森を育てよう」「朝顔とゴーヤ」育てと観察、などに取り組んでいます。
特に大人と子供が一緒になって話し合う「地区別教育懇談会」では「僕・私の やさしく元気な エコ宣言」と題し、子供たちが環境学習を通して感じたことや考えたこと、これから取り組みたいことなどを発表してもらっています。
これを通して子供たちから家庭や地域へ環境について取り組んでいくきっかけになっています。


-緑のカーテン作りは全学年が参加しておこなっているそうですね。

はい、1年生から6年生までそれぞれの学年で出来ることを行うようにしています。
たとえば3・4年生が裏山へ腐葉土を取りに行ったら、グラウンドに運び込んだ腐葉土を1・2年生がプランターまで運んだり、5年生は朝顔の苗を移植したり、6年生は流木チップを運んだり、皆が協力して緑のカーテンを作った、と言うことが喜びになるでしょう。

《お茶がら》


-地域の方々も協力してくださったとか。

ええ、土は山土を地元の建設会社の方から頂き、給食センターから頂いた野菜くずや、中電さんに頂いた流木をチップ化したものを肥料にしました。
他にも種は中電さんより、お花は地元のお花の会から頂きましたし、ツルがつたわるためのネットも地元の会社の方から頂きました。
ほとんどリサイクル・リユース品です。
また散水も地元の方々の協力で井戸水を散水用に使えるようにしました。

《流木チップ》

《散水ホース》

-地域の方々が協力して子供たちの学習につながっていく、すばらしいですね。

全校生徒90人中36人の家庭で緑のカーテンに取組んでいます。学校で、家庭で、夏休みが終わって「緑のカーテンが」どこまで育っているか、育てた子供たちがどんな学びをし、ま秋に向けて、どのような学習が出来るか、楽しみです。

《朝顔》

《ゴーヤー》

-そうですね。子供たちの心に残る「緑のカーテン」だと思います。本日はありがとうございました。

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取材に伺った日、川根本町は36.4度を記録しました。ととても暑い日でしたが、町内には緑のカーテンに取組んでいる家が多く見られ、地域に緑のカーテンが根付いていることを実感しました。

また「地区別教育懇談会」で子供たちの声を聞いた地域の方からは、「昔はエコなんていわなかったが、これからはそういうことを考えていかなければならないと強く感じている。」というコメントもあったそうです。
緑のカーテンを通して地域が一体となっている、そう強く感じました。



《町内にて》

取材:ケンゾウ  


Posted by SGWCS at 12:00活動取材